2017年4月19日

Y邸が塗り終わった。

津山市内の新築のお宅を
昨日塗り終わった。

先月の19日に現場に入りはじめて
昨日まで
延べ25日間。
ひとりで塗った。

ほとんどの壁が真壁で
間仕切り壁が少なかったので
壁の面積自体はそんなにおおくなかったが
土壁の中塗りの上の地直しとか
ほとんどの壁が下地を2回塗って
上塗りを追っかけ2度塗り。
計4回塗っていることになる。

そして
できあがった空間はクリアで突き抜けていた。
やっと
ぼくがつくりたかったものが
つくれるようになってきた。

そう感じた。

ウレシイカベという珪藻土壁の開発をはじめて
なんねんになるだろうか?
未だに試行錯誤を続けているが
どんどんよくなっている。

この試行錯誤は
一生続くのだろう。

今回、第5世代に移ったウレシイカベは
表面強度を上げ
そして空間のやわらかさと奥行き
暖かさを向上させた。

そして
塗りの技術も
技術の元になるものを
やっとモノにできはじめた気がする。

背骨の開発に取り組んで
約2年。
本来の身体に近づいてきた。
ぼくらが塗りというものを考えるときに
どうしても手で塗るイメージがある。
技術というもの自体が
動作という認識。
しかし
動作は本来の身体のポテンシャルに依存する。
その身体がそしてどうあつかわれるのか?

本来の身体の開発が
正しかったということが
ここに来てやっと証明された気がする。

一軒のお宅を塗るのに
一ヶ月かかるということは
年間に塗れる軒数は
おのずと限られる。

でも
やはりうれしさを自分でカタチにするしあわせ。
常に進んで行くことのしあわせは
言葉にできる範囲のものではない。
感謝と感激。

これから岡山市内の現場。
東京の現場、和歌山の現場、新潟の現場。
そう。こうやって全国走る。
もちろんひとりで塗るので
待ってもらいながらのことにはなるのだけど
だからこそ創りだせるものもある。
空間工房はウレシイコルセに生まれ変わり
そして
進化を続ける。

創りだすものは
より明確になり
たのしく
うれしく
今を生きる。

ほんとに
きもちのいい家になった。
これも
大工さんや施主さん
ご紹介くださった方。
みなさんのおかげです。
ありがとうございます。

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