2007年10月 7日

10年後に喜んでもらったらいい。

金曜の夜かな。
打ち合わせに行ってきた。
嵐建設さんと言う玉野の工務店さん。

そこの専務さんのおっしゃった言葉。
『10年後に喜んでもらったらいいと思っとんです。』
やるな。

すごく近かった。
『嵐と言う男を信じれるかどうかなんです。
 信じてもらったからにはとことんやる。』
おもしろい。
私のスタンスは
『気持ちよく騙されてもらったらいい。』
エコ・クィーン塗らせてもらったらわかるはずなんだな。
やってよかったかどうか。
嵐さん曰く。
『とりあえず、説明がうまいわな。
 エコ・クィーンというこれ。すごいええんだろうと思う。』
そう。私の説明を聞くとそうわかってもらえるはず。
仕事を見てもらったらいいんです。
お客さんが家を建てるとき
偶然でも私と出逢い珪藻土壁を知る。
やってみようかな。
そんな気持ちになる。
信じたくなる。
ウチが空間工房が塗ったら明らかに違いがあるはずなんだな。
じゃけん。やってみて良かった。
そう思ってもらったらそれでええ。
そのときええってわからんかっても。
(10人に一人くらいはわからん人もおる)
どんな人でもこの壁はええって言ってくれてきた。
それは壁自体。エコ・クィーンの力。
エコ・クィーンのおかげで10年以上やってきたんだ。
僕らは信じてくれたお客さんと力を貸してくれるエコ・クィーンに答えるために
出来るだけの施工をする。
何か信じたくなるってのは今までやってきたことに対する自信を感じてもらってるんだと。
それに。
『私の説明がよくわかるのは言葉がうまいからじゃないと思います。
 うまい営業マン?がなんぼええのええの言っても
 何か信じられんと思うんです。
 ただ、私は11年住んできました。
 自分で塗った家に住んできました。
 マンションに8年。一戸建てに3年。
 2軒の家を自分で塗って住んできました。
 その意味では私もユーザーで。
 エコ・クィーンの体験者なんです。
 きっとその意味では最も体験しているはずです。』
もちろん。塗ってきた面積も最も多いかもしれない。
壁の説明をするとき、売る人ではなく。
家を考える仲間と感じることがある。
だって僕も信じたかったもん。
家って。特に賃貸だと、ほんとに居心地が良くない。
持ち家でもほとんど居心地が良くない。
高機密高断熱の高性能の家。
居心地がいいと思わせるのは温度。
暑くもなくもなく寒くもなく。
それが居心地がいいと思わせる。
もちろん。
暑かったり寒かったりしないってのはすごい。
でも。正直嫌いなんな。
当たり障りの無い生き方を。
適当にええこと言うてかわして行きたくない。
本気ってのは当たり障りがあるもんなんじゃないんか。
そんな私の気持ちとどこか近い物を感じた。
しゃべりだしたら止まらんわ。
暑くても心地いい。
寒くても心地いい。
それが出来んから暑くもなく寒くもない家はいい家なんですよー。
って売るんじゃないんか?
心地いい空気。
心地いい空間。
それを醸し出す空気。優しい空気が一番。
その上で・・・中の温度を保ってくれる断熱? (正しくは保温だと思っている)
外の世界と空気を遮断して。ほんまに正しいんか?
外とウチと空気は風は通っているのに
温度は心地いい。
それが理想ではないのか?
だとしたら保温が大切。
例えば断熱材にしてもウール(羊毛)は保温材でもあると思っている。
だって内側の温度を保とうとするでしょ。
でも、普通の高性能断熱材は外との関係を断ち切ろうとしている。
私の理想は調湿力のある素材で家をくるむ。
そうすると、居心地が良くなる。
そう。エコ・クィーンとウールブレスで造る家。
珪藻土の館では同じ30℃でも暑い30℃と暑くない30度があることを
体験してもらえる。
同じ13度でも寒い13℃と寒くない13℃があることを体験してもらえる。
金曜日の訪問は気がつけば夜の10時半。
今、毎日壁を塗りに現場に入っているので
夕方以降でないと訪問出来ないことをお伝えし
その日は7時過ぎまで岡山市内で会合があることをお伝えしたら
8時からでもいいと言って頂いた。
うれしいじゃないですか。
ありがとうございます。
ほんまに最近のゆとり教育みたいな仕事の仕方。
ちょっとおかしいと思うん。
だって仕事じゃけん。
特に僕ら職人の世界は
疲れるほどせんと巧くはならん。
(みんなはうまくなるのかもしれん。)
なんか。
嵐さんが遅くまでしとんのは気持ちがさせるんかな。
ええもんが出来たらええなぁ。
ついつい時間を忘れて話してしまって。
こんなことを書くと
空間工房はあっちもこっちも仕事をして。
珪藻土壁をウチだけに塗ってくれとったら売りやすいのに。
そう思う工務店さんや営業の方も居られるかもしれん。
違うんよ。
みんなに喜んでもらわんといけんのんで。
良ーない珪藻土壁にクロスに。
そんなんはほんまは家を造る素材じゃないんじゃないんか?
家じゃけん。
みんなが気持ちのええ家に住んだらええ。
でも、それぞれ作り手によって家は違う。
じゃけん。自分に有った作り手を選んでもらったらええ。
何にも知らん人は
住宅展示場に行って大手ハウスメーカーに作ってもらう。
そんな人が多いんじゃけん。
あれは作ってもらっとんじゃないんで。
売ってもらっとるん。
そう。
嵐さん言っとられた。
『基本的に競合するでしょ。
 相手が個人の大工さんだったら引くんです。
 同じような工務店さんとの競合ももちろんありますが
 相手がハウスメーカーの時。
 ホンマに燃えます。
 家を造っとる者としてどうかと思うんです。
 スーツに例えると
 はるやまのスーツをオーダースーツの値段で売っちゃいけんでしょ。
 安い物は安く売ればええ。
 それなりの値段で売るんならええ。
 でも、安く出来たもんを高く売ると言うのはねぇ。』
ほんま。それを思います。
もちろんウチはハウスメーカーの家でも工事に行きます。
ただ、それはお客さんのため。
お客さんから直接依頼が有って工事に入ります。
僕だって松井は好きだけど・・・。
どうかなって思うんな。
松井だけじゃない。みのもんたはもとからちょっと苦手。
大工さんや工務店って施主さん喜ばすために頑張ってますよ。
でも、テレビCMせんでしょ。
じゃけん。本気でやっとる人たくさんいるって知ってもらいたい。
そう。
嵐さん。熱い人でした。
見た目はクールなんですけどしゃべると熱い。
勉強になりました。
ありがとうございます。
今日は現場のない日。
朝一番。これから単車に乗りに行って。
散髪に行って。
セルフで佐野の名水塗られるオタクに伺って。
珪藻土の館に玉野から施主さんが見学に来られるので
見て頂いて。
夕方は祭りなんで実家を覗いてみようかな。
そんな予定。
やるぞー。