2011年4月20日

コーヒーカップ。

塗り体験会に先駆けて
コーヒーカップを買いに。
鳥取県岩美のクラフト館 岩井窯に行ってきた。
コーヒーカップ.jpg
なぜ、そこまで行くのか?
珪藻土の壁を塗ることに
その必要があるのか?
ねっ。

たのしいでしょ。
ほんと行ってよかったのよ。
なぜ、って
そこに行ったのは山本さんに会いにいったのかもしれない。
モノって
最近はエネルギーでとらえる。
それが自然だ。

では
そのエネルギーはいつ入るのか?
やっぱり人なのね。
この山本さんの造られた器に魅せられて。
こられた方にコーヒーを飲んでもらうのに
山本さんのコーヒーカップでと
思ったの。

僕らの仕事は
空間を創ること。
もちろん
珪藻土の壁を塗るってこともだけど
目的は空間をつくること。
居心地というものを考えるとき
気持ちって大切だよね。

うれしいって気持ち
感じれるのって
いいんよ。

クラフト館に着くと
山本教行さんご本人が居られた。
うれしい。

モノ作りについて
山本さんに教わったこと。
お話ししているだけで在り方が大切と伝わってくる。

以前伺ったときには
家を建てる仕事をしているなら
ダイニングテーブルを買うお金も
家を建てるお金の中で計画してください。
って
おっしゃった。

いいダイニングテーブルだと
ちゃんとした器でないと釣り合わない。
器がいいと手作りの料理を盛りたくなる。

ここで言ういいダイニングテーブルとは
本物の木で創られた100年も200年も保つテーブルのことだ。
本物の木であれば
本物の作りであれば
100年と言わず
200年は使える。

その言葉を聴いてから
ぼくはキトビトの米戸さんにテーブルを依頼した。
山桜のそのテーブルは
100年以上使えるだろう。
そして
そこに食事のたびに
食卓につくたびにうれしくなる。

そのとき
ナイロンのバックを僕は持っていた。
職人であれば
できればナイロンではなく
布か皮のバックにしてください。
20年もののカップ.jpgナイロンはいくら使っても味が出ない。
布や皮だとどんどん味がでてくる。
使い込むということにうれしさがある。

今回も
山本さんは20年使ったカップを見せてくださった。
コーヒーカップも味が出るんだ。
カップの存在が
柔らかくなっている。
不思議だ。

そうそう。
僕はそれから皮のバックを使うようになった。
使ってみてわかったのは
あたたかいということ。
なぜか
あたたかい。
暖かみがあるという感じかな。

うれしくて
うれしくて
ずっとお話を聞いていた。
モノ作りって
モノではなくて
人なんだな。

創る人によって
できるものが違うんだよ。
山本さんと直美.jpgそのことに気がつく。

僕らも
壁を塗っているときよりも
普段の過ごし方が大切なんだよって
気がついた。

ほんとうにしたいことをしていればいいんだよ。

ドキッとした。
周りにいい人たちが居るから
いい仕事ができるよね。
あなたの周りには
いい人たちが居るから
本当にしたいことをしたい人としていれば
それが結局うまくいく。

山本さんに言われると
すごく安心した。
もしかしたら
昔の僕だったら
平日にクラフト館に行くことに
罪悪感を持ったかもしれない。

このとき
少年のように笑う山本さんの手に。
最近出逢ったという宝物があった。
リーチさんのカップ.jpg
バーナード・リーチさんの創ったカップ。
あの
あの
バーナード・リーチさんと言えば
イギリス人で陶芸家であり、画家、デザイナーでもある。

若き日にリーチさん自身とお会いしたときに
直接お話しし
陶芸について伺ったのだと
山本さんは
本当にキラキラと教えてくださった。

山本さんのカップのもち手がとても気持ちいいと
パートナーが言うと
もち手.jpgそうなんだ。
特にもち手の部分については
何度も何度も伺ったんだと
当時の新聞記事を見せながら教えてくださった。

ルーツがあるんだぁ。
これが
これがそのルーツなんだ。
うれしくなった。

そして
いいものを使うこと。
それがいいものをつくることになると。
教えてくださった。

いいものを使っていないと
いいものはできない。
自分の当たり前が
これから創る品質をつくる。
金岡邸にて.jpg
うれしいなぁ。
今の在り方に自信が持てた。
そして
うれしさの中で
住まいる空間の金岡社長の家に伺った。

ここの空気が好きだ。
柔らかくて
凛として

うれしい時間。
ありがとう。

コメント

今度行くときは誘ってね

ぜひ、一緒に行きましょう。そのときはサッカーもして遊んでくださいね。

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