2010年3月 1日

紺屋の白袴。(紺屋さんより)

『紺屋の白袴』
って知ってる。
紺屋ってのは藍染めをする人のことで
外山さん.jpgその人が人には藍染めのものを薦めるのに
自分は白い袴をはいている。
って話。

ぼかぁそれがおかしいと・・・・
思っとったわけですわぁ。

それが今回、
なんと
本物の紺屋さん外山(とやま)さんにお逢いして
お話を聞けた。

『紺屋の白袴の時代は終わったと思うんです。
 どうでしょう?』

昔は藍染めの着物を着るという文化があった。
藍染めの絞り.jpg今は無く経った。
だからこそそれを作っている人が
自ら使って良さを感じて
伝えていかないと行けないのではないかと。

家とか他のものも
情報だけで売れる時代では無くなった。
だからこそ
自分で使ってみて
本当に良かった。
本当に使っていきたい。
そんなものを薦めるべきだと。

そうすると
外山さん。
『そうかぁ。
 じゃぁ。紺屋の側からの紺屋の白袴の話を・・・』
って
教えてくださった。

藍って言うのは
空気と触れると色が出る。
空気と触れて最初は茶色いものが
1分くらいかなさっと蒼くなる。
それを繰り返して色を濃くしていくんだけど
そのときに
藍の染料からさっと引き上げて
絞るんだけど
そのときに泡が立ったりすると
それだけ染料がいたむんだ。

だから
全然ってわけにはいかないけど
できるだけ
泡立てないように
そっと絞る。

坊主のころに
それを泡が立つようだと
コラーって
怒られるわけ。
そのときに
白い袴だと染料が散ったのがわかる。
だから若い職人は白い袴を履かされる。

そのなごりだろうか?

ははーん。
確かに。
良ーくわかりました。

僕らも服を汚してると
下手な職人な感じ
するもんなぁ。

本当に外山さんと
お話しできてたのしくてたのしくて。
学びが大きい1日でした。
外山さん。徳島の藍の染料屋さんの出身で今はご自身で染めもされてる。
なんだろう。
優しいまなざしだったり
人生の過ごし方だったり
素敵だなと

この思いを常に感じておきたいと
藍染めの作務衣。
お願いしました。

また、今度は
4月末からゴールデンウィークに
岡山市の丸善で
展示会をされるそうです。
またそのときに 
みなさん
行ってみてください。

本物に触れると
優しい気持ちになれます。

あとね。
本物って
高いなって思うかもしれないけど
手間を考えると
絶対安い。

手間のかかった物を使う。
ってことは
あなたを周りの人が支えてくれてるってこと。
僕はそう思うな。

だからこそ
手間がかかっているもの
価値があると思うんだけど
どうかな。