珪藻土壁の開発者。
この人のことについて話すとエコ・クィーンがなぜいいのか?
そのことを理解できると思う。
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金清さん。日本ケイソウド建材の顧問だ。
(きっと肩書きは顧問だろうと思う。会長と呼ぶ人もいる。)
そう。エコ・クィーンの開発者だ。
正確にいうと日本で初めて結露防止と室内空気改善のための珪藻土壁材を開発した人だ。
昔、『BLパウダー』という珪藻土壁があって?
(今でもあるのかなぁ)
それを開発したのもこの人。
『BLパウダー』を開発したメーカー『BLM』の社長をされていた人。
このあたりのいきさつになると
知る人ぞ知るといういきさつになる。
だいたい『BL』ってなんの略かわかる?
『ベストライフ』ですから・・・。
当時のケイソウドでの生活がどう変わるかって言う新鮮さがわかると思う。
今でこそケイソウド壁って当たり前になってるけど。
あの頃は今より若かったなぁ。
だって22歳くらいじゃなかったかなぁ。
当時は正直理解できんかったなぁ。
だってケイソウド壁に初めてあった僕はいいものだからどんどん売れると思っていた。
でも売れなかった。
(そう。当時はケイソウド壁を売ろうと思っていた!)
だっていいものは売れるはずでしょ。
でも売れるわけ無いよな。誰もケイソウドのこと知らないんだから。
(僕自身も知らなかった。
正直、あまり知らないまま売ろうとしていた。)
なんだか引き寄せられるようにどんどん珪藻土屋に近づいて
仕事をシフトしていくようになって・・・。
誰も知らないのが悔しくて。
売りに行ってやっと売れて・・・。
そしたらクレーム。クレーム。
壁にひびが入ったという。
金清さんにすぐさま電話。
もりもと 『壁が割れたって言うんですけど・・・』
金清さん 『そりゃ下地が動いたんだろ。』
も 『どうしたらいいんですか?』
か 『下地が動かん様にしっかり固定してもらいな。』
も 『でも・・・。もう少し割れにくい壁を作ってください。』
か 『大工が悪いんだと言っとけー!』
も 『でも・・・。下請けですからなかなか大工が悪いとは・・・。』
か 『下地が動かんかったら割れるはず無いだろ。』
も 『でも・・・。もう少しだけでも割れにくい・・・・・・・・・・・・・・』
か 『何いってんだよ。もういいよ。森本君。君もう売らなくていいよ。
買ってくれなくていいから。
君のところにはもううちは売らないから!』(ツー・ツー・ツー)
電話を切られてしまった!
全然しゃれになってない。
あわてて電話を入れた。
『すいません。僕はこれからこれで生きていこうと思ってるのに
売ってもらえなかったら。
すいません。・・・・・・・。』
『冗談だよ。冗談。でも、そんな工務店売らなくていいよ。』
ほっとした。
金清さんは今でも変わっていない。
売りたくなければ売らないのだ。
もちろん。日本ケイソウド建材もそういう会社だ。
正直に言うとこの出来事がすごく役立った。
当時、左官屋さんが塗って割れると材料が悪いって言われた。
今でも一般的にはそうかもしれない。
でも割れて何がいけないんだろう。
日本ケイソウド建材には割れない壁を作る技術はある。
(余談だがそのことを証明するために
わざわざ【割れる壁】という商品があったりもする)
きっと言いたいことは割れないより大切にしないといけないことがある。
それは調湿性であり、健康だと言うこと。
ホントよく怒られたし勉強させてもらった。
だってそんなこと言う人いなかったから。
『壁が割れて何がいけないんだ。』
そりゃ。割れない方がいいでしょ。
って話で、割れたときの補修方法だったり
割れにくい下地処理の仕方だったり
せっせと勉強したなぁ。
なんかすごいでしょ。
売りたくなければ売らないんだから。
当時の僕には信じられんかったなぁ。
(何でもかんでも売りたくて売りたくて)
その直伝で今は売りたくないときは売らない。
塗りたくないときも塗らない?
とまでは行かないけどそういう覚悟は教えてもらった。
売りたい人の商品は中途半端になるんよ。
伝えたい人の商品には気持ちがこもってるんよ。
だから日本ケイソウド建材のエコ・クィーンを超える珪藻土壁材は出てこないと思っている。
よく言うんだけど
『うちは珪藻土屋だから一番いい珪藻土壁しか使いません。』
エコ・クィーンを超える珪藻土壁材に出会っていないから
それでいい。
『もしもっといいのが出てきたらどうするの?』
(いじわるでそんなことを聞く人もいる。)
『それでもエコ・クィーンを使います。』
ちょっと前まで珪藻土屋になれた恩があるからって思ってた。
今ではそれもあるけどそれ以上に大切なことがあると気づいた。
やっぱり好きなんだと思う。
金清さんや。エコ・クィーンや。
好き嫌いをしちゃいけません。って教わった。
ただ、一番大切なのは
好きってことなんだと最近気がついた。
コメント
こんにちわ。ブログ、毎日楽しく拝見してます。
森本ちゃんが楽しいと思うことや苦々しい思いをしているのを、はるばる東京から暖かいビームで見守ってますよ。
さてさて、今回は久々の金清さんの登場でしたね。会社で発見した時、「でたっ!」で感じでした。
金清さんにも印刷して見せてあげました。
しばらくして、「ジュルッ」って音。
振り向いてみたら、目を真っ赤にして鼻をかんでました。
とってもうれしかったんだと思います。
(ちなみに、金清さんは非常に涙もろく、引退した盲導犬の話や小学生の「30人31脚(でしたっけ?ギネス記録に挑戦してる番組)」を見ると、必ず泣いてます・・)
「もう、売らなくていい!」って電話を切っちゃったのは、私も良く覚えてますよ。
電話の向こうで青くなってる森本ちゃんが「そんなの困ります!」って必死だったもんね。
よくぞここまでがんばりました。
私たちも、<エコ・クィーン>の効果を知らないまま「珪藻土って大したこと無いね・・」って思っちゃう人々を減らす努力をしています。
森本ちゃんも「天命」だと思って、がんばってください。
それから、会社の仲間たちや職人さん、工務店さんや設計事務所さんへの感謝の気持ちも忘れずに・・。
Posted by タバタエミ at 2007年6月16日 21:46
そうですね。
言葉でありがとうって言ってても
心からの感謝ってこう忘れがちになっちゃったり。
大切にしていきたいと思います。
ありがとうございます。
そうなんだよなぁ。
たけちゃんやスタッフ。嫁さんにもいろいろ苦労をかけて
助けてもらってる。
設計士さんや工務店さん。大工さん。応援の左官屋さん。
みんなに支えてもらってやってきたんだもんな。
お客さんにも応援していただいて。
みんなのおかげって感じました。
いろいろなこと
なんだか懐かしく昨日は思い出してました。
タバタさんも金清さんといろいろな苦労や
努力やいっぱいありますよね。
なんだかこううまくいえないけど
すごく不思議な感じです。
今の本社の一階の事務所で
金清さんの壁をバーナーで焼くのを見て
びっくりしながら覚えようとしてたの。
昨日のように思うのに・・・。
もう10年も経ってるんですよね。
お互いご苦労様です。
なんか苦労に様がつくのって
それもありがたいんだなって。
そういううれしい感じですよね。
これからもご迷惑や心配やかけると思いますけど
よろしくお願いします。
『天命』ですから、きっと。
Posted by けいそうっちゅ at 2007年6月17日 05:42
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